あの頃の夏休みのエンディングネタバレと、コレクションのコンプリート方法について。

Contents

あの頃の夏休みについて

 

あの頃の夏休み、はじまり1

 

あの頃の夏休みの遊び方

 

このゲームは、主人公の名前も決まっていますし、職業なども決める必要がありません。

 

ただ、主人公のそうすけがお出かけするときには、様々な準備が必要になったりします。

 

ゲーム内の買い物などで、ゲーム内のお金が必要になったりします。

 

10円とか100円とか、本当に大昔の子供の小遣い程度の額です。

 

この物語は昭和の後期が時代背景の、田舎の島が舞台になっています。

 

もともと田舎育の者には縁の薄い、田舎のおばあちゃんちを訪れる設定のお話です。

 

うちの田舎、海無いですし。

 

そんな方にも、どこか懐かしさを感じさせるゲームです。

 

理想的な、いかにも夏休みってシチュエーションを体験したい方にも素晴らしい疑似体験を与えてくれるゲームだと思います。

 

優しげな登場人物やグラフィックスと、気分を盛り上げてくれる音楽が素晴らしくマッチしていて、そのゲーム性と相まって、良い雰囲気を醸し出しています。

 

音楽のことを奏でる楽器はギターでしょうか。

 

リュート系の音は、何とも言えずに良い響で、美しい旋律です。

 

自分が主人公じゃない!?

 

あの頃の夏休み、おともだち

 

このゲームは自分が主人公じゃ無いんですね。

 

主人公のそーたは、勝手に遊びに出かけていって、帰ってきたら外出先での出来事を語ってくれますが、自分自身がそーたになれないので、好きなところに行って、友達と遊んだりすることは出来ません。

 

あの頃の夏休み、誰だっけ?

 

事後報告を受けるだけです。

 

自分主体にゲームが進んでいくわけじゃありません。

 

あくまでもそーたの行動次第です。

 

ですが、そーたの行動に間接的に干渉することが出来ます。

 

そーたに持たせるアイテムで、行かせたい場所へ促してみたり、会いたい人と会いやすくしてみたり、アイテムによって干渉が出来ます。

 

もっとも、確実に会えたり行けたりするわけではなくて、確率ですけれども。

 

あの頃の夏休み、付き合いなさいよ

 

あのときの思い出、とか言っている割には自由度がなくて、なんだか拍子抜けの感もありますが、虫だの貝殻だのをコレクションして見せ合ったりというのは、昔の子供だなって思うところもあり、懐かしさを感じてしまいます。

 

そう言えば、ファミコンが出てきたのって、昭和の最後の方だったなって思い、昭和生まれのガキの頃って、テレビゲームはあまり普及していなかったんだなって思うと、こんなものだったのかなと思ってしまいます。

 

おばーちゃんの呆け問題

 

あの頃の夏休み、精霊馬

 

このゲーム、昭和が題材ですが、今の家族問題に通じるものがあります。

 

核家族化と、老人のボケ問題などです。

 

そーたの父は長男でも外に出て行って結婚して、家には帰って来ないし、叔母さん夫婦が家を継いでいるとは言っても、その娘は寮で生活しています。

 

地域の過疎化と、核家族化の問題です。

 

田舎では、今まさに深刻な問題です。

 

そして、おばーちゃんの言動。

 

頑なになってしまうのは、呆け始めた徴候とも言います。

 

完全に呆けるのはゲームも後半の方だと思いますが、ゲーム途中でもおばーちゃんの表情や言動には、呆けはじめの老人特有の何かを感じさせられます。

 

あの頃の夏休み、おねえちゃん?

あの頃の夏休みエンディングネタバレ注意!

 

ゲームが進につれて、そうすけの複雑な家庭事情と、おばあちゃんとそうすけの父親であるおばあちゃんの息子との確執も露わになってきます。

 

海で行方不明になったそうすけのおじいちゃんが、未だに生きているかもしれないとして、ことあるごとにおじいさんのことをもちだしてきます。瀬戸そーすけの父瀬戸ふうまは、オヤジなんて死んでいるよと言い、反撥します。

 

様々なことで反発しあう二人です。

 

夏休みも終わりに近付く頃に、島へやってきたふうまとおばあちゃんはやはり喧嘩してしまいます。

 

それでも親子は話し合い、少しは確執がとれたようです。

 

そーすけは昔、ふうまがそーすけの母に宛てた手紙を発見し、ふうまにそれを渡します。

 

ふうまはその手紙を読んで、もう一度夫婦で話し合って見ることを、そーすけに約束します。

 

そーすけの両親は別居中だったのです。

 

別居中の旦那さんの実家に子供をあずけるなんて、どういった神経なのか疑ってしまいますが、実はそーすけの母も、復縁を望んでいたのかもしれません。

 

あの頃の夏休み、へその緒

 

物語ははっきりとこのことを書いていないみたいですが、最良のエンディングはそーすけの結婚で締めくくられます。

 

結婚式を、子供の頃に過ごしたおばあちゃんの島であげるようです。

 

エンディングは幾つかあって、全てを見た訳では有りませんが、私の見たエンディングは、そーすけの結婚で締めくくられました。

 

子供の頃に家庭の事情があって、それでもそーすけはまっすぐに育って、結婚という人生の大イベントを迎えたわけです。

 

最後には、結婚式や披露宴に、子供の頃に一緒に遊んだあの仲間たちを呼びたいと、嫁さんに相談するのですが、一つ問題があって、仲間の本当の名前を1人も知らないと言うことです。

 

あだ名だけは覚えているのに、本名を知らないなんて、子供の時には良くあることですよね。

 

自分の住んでいる町ではなくて、親戚の家の近所の子供なんて、本名を覚えていないことも多々あります。

 

あの頃の夏休み、世界の果て

 

そーすけもそんな感じで、物語はそこで終わってしまいます。

 

終わりって言っても、ゲーム自体が終わるわけではありません。

 

最初の日付に戻り、ゲーム自体はループします。

 

ただ、違うところは、コレクションなどのアイテムが、持ち越しできるところです。

 

つまりは、コレクションを全て集めるまでゲームが続けられるわけです。

 

コレクションをコンプリートしたい人は、ループプレイでコンプリートできます。

 

あの頃の夏休み、畳の目を数える

 

物や写真だけじゃなくて、食べ物もコレクションになったりします。

 

食べ物なんて仕舞って置いたら腐ってしまいますよね。

 

コレクションの食料は、ゲーム中の食べ物としては使えないのです。

 

それから、エッチな雑誌もコレクションとして出てきます。

 

そーすけは興味がないようですが、捨てないで持っているあたりが、男の子ですね。

 

他にも、こんなものをなんで集めるかなって言うような物がコレクションされます。

 

本当に子供の頃って、変な物を集めていましたよね。

 

タイムカプセルなんか掘り返してみると、何でこんなものが、ってことがありますが、このゲームのコレクションもまさにそんなイメージです。

 

本当によく考えられています。

 

子供の頃にかえって、コレクションをコンプリートしてみるのも楽しいかもしれません。

 

あの頃の夏休み、岬の夕暮れ

 

まとめとして

 

このゲームは、ノスタルジーに浸れる癒し系のゲームです。

 

子供の頃にかえったような感覚と言うよりも、子供の頃に憧れた夏休みが体験できるゲームだと思います!

 

実際の夏休みって、もっと普通の日常だった様な気がします。

 

子供が休みでも親は仕事だったし、子供1人で遠くの実家になんて行かせてもらえませんよね。

 

このゲームのように1人で遠くに行った記憶がありません。

 

そう言う方がほとんどなのではないでしょうか。

 

昭和の頃も現在も、小さな子供なら、誘拐の心配だってありますから、子供1人での遠出なんて、怖くてさせられません。

 

ですから、子供1人で冒険に出かけるこのゲームのようなシチュエーションは、憧れなのです。

 

このゲームは、そんな憧れていた冒険に連れて行ってもらえる感覚を味わえるゲームなのではないでしょうか。

 

最後まで御覧いただきまして、有り難う御座います。

 

このゲームは放置型のゲームですので、合間時間や、暇つぶしにももってこいのゲームです。

 

アドベンチャーゲームがお好きな方も、そうでない方でも楽しめるゲームだと思います。

 

課金要素は広告を消すかどうだけなので、広告が気にならない方は、課金無しでも遊べるゲームとなっております。

 

アドベンチャーゲームがお好きなら、是非プレイしてみてください。